Report – Daisuke Asakura Tour 2007 Live Metaverse @ Zepp Tokyo / 2007.11.04

あ、最初にひとこと。携帯で読んでる人ごめんなさい。
ただでさえ外部鯖な為みくし直読みできない上に、お気に入りから来てもらってもいつもいつも異様に長くて。特に今回はレポ目白押し、しかも別カテゴリのレポまで加わって、もう此処数日のトータル文字数がえらいことになっている予感。てっぱく祭りほどではないが。
どう観てもレポ系は PC 読み推奨だよね、うちって。その前に簡潔にまとめる練習をしろと。努力はしてるんだけど…。

では若干出遅れたが(新幹線特集と移動で完全消耗したため)大ちゃん生誕祭いってみよっかー。これは曲毎にコメントつける以上、仕方ないので長文覚悟よろしく。

もくじ

prologue

昼過ぎにとーるくん&ごとくんと合流。つまり前夜の部活と同じ面子。チケは別なんだけど、自由席ならお友達と一緒に観た方が楽しいやん。一番ましなわたしですら600手前、と、前夜と打って変わってお互い番号よくなかったから、場所は問わない方向で。

にしても、どうせいつものプロモーターだから誘導ぐだぐだだろう、とたかをくくってマクドでのんきに食ってたら、たった15分で1000人以上さばき終わっててたまげた。
てか、あんなに一番後ろまで椅子ぎっしり敷き詰めた Zepp は初めて観たよ! そのおかげか、参加することに意義がある的位置とはいえ、3人並んで座れたから結果おーらい。どっちかっつーと、ライブはしごのオーラスで余力がないから後方で妥協できたとも言える。

* opening SE.
ちょっとホラーめいた雰囲気が醸された後、大ちゃん登場。白ずくめで衿袖がふわふわなのはともかく、あのサングラスは新鮮かも。

01. mercy snow
曲が判別できた瞬間、いきなり噴いたのは我々くらいだろう。実はゆりかもめ車中で「この曲来たら振り全部やるんすか」的なことを、両脇の男子2名が論じていたのであった。まさかそれが初っ端に来るとはなー! ま、結局当然のようにやっちゃうんですけどねぇ。こんこんくるくる。
って余談はさておき。俄然ロック風味が当社比1.5倍。今回はギターが目立つ模様。

02. Antares Pain
イントロちょっといじると Siren にも持っていけそうな気がする。ステージに浮かぶ白い球体が、ここで2つから4つへ。

03. fairy make a lie?
だいぶ久々の曲。ここで球体の真価が突然発揮されることに。それスクリーンだったのか! 一切ぼやけがないので、内側から投影してるんだろな。
※追記修正(すべて出典は DAnet):実は客席頭上のムービングライトから出してたらしい。それであんな鮮明なんてすげー!!

04. Dream Ape Metaverse
新曲きたぜー。軽くアンビエント風味入れつつソリッドな刻み。なんかクールでいいぞー。後半のつまみプレイの音色、EXPO 頃(もっと言うと WILD HEAVEN ライブ)の先生を思い出したよ。

05. techno beethoven
定番のオケヒットがベースにチェンジ。それだけで全然印象違うな。どっちにしろ指揮は全力で。

06. Ice Breaker
うわわわ、これは見事に予想外の選曲だわー! 冒頭にあのメロディ弾いてくれなかったら絶対判別不可能だった。しかし何故 Iceman はいちいち胸に痛いのだろうか。今回大変身してディープ感増してるから余計にな。

07. Meme crack
前曲からシームレス。序盤でキーフレーズを聴き取れた自分の耳におめでとう。でも全体としてはやはり深度増しまくり。そして不思議な棒状の楽器登場。
※追記修正2:そうか、あれがリボンコントローラーか。薄くて重いって。

08. Repli Eye 〜Program “d”
新曲2。ブレードランナーに出てくる、目で感情を判断する(?)アンドロイドがモチーフらしい。映画の記憶がないのでアレだが、何か機械的というよりせつなさが前面に出てる。映像がずっと、DecAde や 21st の大ちゃんの目を映し出してたのが印象的。
てか映画のこと調べ直したら、今年最新バージョンやるらしい。それでか。
※追記修正3:綴りはこれが正式? 音源化を待つしか。

* interlude SE.
オープニング同様、若干ホラーっぽい音声。流れてた CG は「ねじれた世界」みたいな感じとでも言おうか。その上に幕間定番 DA ロゴかぶせてみた、と。

09. Puppet Master
第2部スタートがこれ。覚悟しろってことかー。跳ぶぜ。大ちゃんの衣装も心なしか「動きやすさ」重視でフォルムがシンプルになった気が。

10. Jade of sorrow
この曲の場合、イントロとサビ以外を破壊すること自体が定番になりつつある。今回は A メロのかわりにギターに歌わせてたような。あと間奏のドラム vs シンセタムもよかった。しばちゃんのドラムは大ちゃんと相性良いんだなと。

11. Fortress
大ちゃん既存曲で唯一判らなかった。The Seeker のだと知って納得。全然持ってないもん…いずれ通販で大人買いかます必要がありそうだ。元々こういうダークっぽい曲なのかな。聴いてみたい。

12. Rio (Duran Duran カバー)
なるほど、部活の Hungry はこれとリンクしてたんだな。カバーってすぐ判るようにという配慮なのか、イントロのギターリフ等相当忠実だったように思う。でなきゃ帰って曲名調べる手がかりがないところだった。

13. Go West (Pet Shop Boys カバー)
客席の手の揃いっぷりは目をみはるものがあった。「どうせならやっぱ有名曲を」という選択は正しかったね、大ちゃん。しかし、なんだこの違和感のなさは。

14. Nothung syndrome
新曲3。以上新曲&不明曲(11)は、みくしで曲名補完。最終日って曲名紹介相当飛ばされてたんだなというのを再実感。
こちらはニーベルングの指輪に登場する、ずばりノートゥングという剣がモチーフ。どんな位置づけの小道具だったか忘れた(知らない?)が、どんだけ激しい性質の剣なんだと。戦いの道具だからか、真っ赤なギター2台の対決セッションもあったね。

15. ‘Deep Blue’ Resolution
虹系ライブで散々やってたのが既に懐かしく思える。それだけ近年めまぐるしいってことか。久々だけど、なんとなく身体が覚えてるのがちょっと嬉しい。

16. Red Coder “anemone”
わたし基準だと、この曲のサビは手よりヘドバンの方がしっくり来るのよね。よって久々に暴れた(当然周囲にぶつからない範囲で)。死ぬかと思った。いつも派手に動けるごとくんはともかく、意外と冷静に観る派=とーるくんが引いてなかったか心配だ。

* encore.
明るくなって、あれ、大ちゃんが出て来ない? と思ったら、サポメン皆で弾き始めた。
はーぴばーすでーとぅーゆー♪
わー! 客席の誰もが思っていたであろう「おめでとうを伝えたい」を堂々と実現させてくれたのねー! ナイス展開!
そこへ運び込まれる風船とケーキ。さらに、しーちゃんの提案で再度、目の前の大ちゃんに向かって全員できちんと歌う。歌い終わったところに紙テープぱーん! そしてケーキが…火ぃ噴いたよ! ろうそく通り越して花火かよ! そら大ちゃんも「これ消すのかな」言うわ。シンセも保護布かけるわ。
すっかり感激しちゃってにこにこうるうるの大ちゃん。みんな(ファンのことね)が宝物とか財産とか、相変わらず嬉しいこと言ってくれちゃうなぁもう。

真面目な話をすると、metaverse=仮想空間。という概念に刺激されて出てきたのが、今回のライブの音なわけで。いやーすごい深かったよ。曲もそうだけど、大ちゃんが曲間にささやいてた「ディープな世界へどうぞ♪」ってあの声自体がディープなのは反則だ!

とかそういう話の後に、普通に近況が来るわけだが。
塊魂でウツ曲なステージだと聴いちゃってプレイに集中できないとか。もやしもん面白いとか。特に後者、よもや大ちゃんが観てるとは知らず普通に自発的に観てたから素でたまげたよ。
あと当日オンエアの堂本ゲストにひっかけて “Show!Wa!Jump” は笑ったわー。ステージ上含めて、場内ほとんど昭和だろうし。

17. call name “future”
弾いてるのは KX だけど音はギター。ちょっと肩の力がいい具合に抜けてきたね。間奏でケーキ食ってる(ように見えた)し。

18. ride on free
21st から連続って個人的には初めてのパターンかも。プチ新鮮。思えば、わたしの大ちゃんソロライブデビューだった虹第1ツアーの1曲めもこれだった。あの時戸惑った振り、勿論今はスムーズに出てくるもんね。

19. Neo Age
そしてダブルアンコールはすっかり定番の虹バージョン。最後の歌詞で、大ちゃんと皆と一緒に同じ空を指さすあの瞬間。何度やってもいいなぁこれは。

曲終了後ひとり残り、去る前の大ちゃんのひとこと。「この御恩は音楽で」。そうしていつも、恩返し以上のものをもらってわたしたちは生きているんだね。ありがとうの応酬って素敵だ。

epilogue

わー怒濤の 2days がとうとう終わっちゃったー!
実に夢のような週末だったよ。パンフとストラップが完全売り切れてたのだけが惜しい。

ごはんは新橋移動説も出たけど、もう台場で済ませることに。なんかわたしは気が抜けたというか全部使い果たしたというか、胸がいっぱいで思った程食べられなかった。その分、とーるくんががっつり食って元気出たとか、ごとくんががっつり飲んで満足とか、他の2人がよかったのならそれでいいのさ。
ライブ後の食事でライブと無関係の話がたくさん混じるのは、我々の仲間内でも昔からの癖。そういうことも込みで、またこの素敵な時間を持てている、その事実が嬉しかった。
大ちゃんが繋いでくれた。皆が受け止めてくれた。
何度でも言うよ。ありがとう。…本当だ、こういう時ってありがとうしか出て来ないね。

気が早いようだけど、苗場まであと3週間を切った。ライブもイベントも、そして皆に会えるのも、心から楽しみにしつつ、案の定異様に長くなっちゃったレポの筆をおこう。

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