Review – Kimeru : Starry Heavens / 2006.11.15

さて、晩秋の突発レビュー祭り…改め、CD レビュー大祭2006秋冬(ちょっと大袈裟)今日から開催いたします。買うものが溜まってしまって新星堂通販でまとめ買いしたらこうなりました。でも、そこで3枚買ったのは予定外です。さらに26日、追加でまた2枚買ったのも完全に予定外です。

では最初にこの1枚から。常連さんには説明不要ですが、勿論大ちゃん作編曲のタイトルチューン(とその PV)狙いです。オリコン28位、CDTV で33位と思ったより行かなかったみたいですが、わたしのこれは滑り込みで間に合っ…たんでしょうか。そもそも通販はカウント対象ですか。などと、ちょっと気にしつつ。

01. Starry Heavens
試聴段階で思いましたが、第2期 access と虹のトランス系を踏まえて聴くと、確実にその系譜の先にある音ですね。間奏(と一瞬思わせといて歌入ってますけど)とか思いっきりそういう雰囲気。そしてやっぱり葛 G は相性いいですね〜。シングルということもあって特に奇をてらった曲じゃないんですが、上記好きな方なら普通にツボな音がいっぱいなので、3曲めのインストバージョン(コーラス一切なし)でもうっとりできるかと。
ボーカルはわりと繊細っぽいというか優しいというか、意外と大ちゃん系ではいそうでいなかった声質のような気がします。なんか新鮮です。

02. White Night
石井さんの名前を観ると未だにぼよぼぞを連想するのはわたしだけですか。
それはさておき、季節ネタです。足取り軽い感じで。歌い方がちょっとこっちの曲は違うみたいに思えます。アレンジは打ち込み対決になりましたが、クリスマスらしく色々と音がちりばめてあるので、さほど違和感なく続けて聴けます。

*DVD: Starry Heavens (VIDEO CLIP)
なんかこの3人のユニットに見えるんですけど。そのくらいの割合で、大ちゃんも葛 G もしっかり映ってます。上半身倒し気味に弾き込むとか、速弾きとか、右手跳ね上げて悦に入った目つきとか、主役よりアクセついてるとか、カットは一瞬ですがトータルするとかなり大ちゃんがいます。ほんとに堂本より映ってる割合高いかもしれません。
白幕に水だけとセットが超シンプルですが、最後の最後、一気に巻き戻っていく映像がやけに気持ちよかったです。

総評:
1500円は決して高くなかったようです。今年の大ちゃんはいろいろと異色なお仕事が続いてる中、こういうど真ん中なサウンドを届けてくれると、やたら気持ちよかったりするんですよこれが。全体で聴いても、冬の寒さを楽しんじゃおうという気分にさせてくれる2曲に仕上がっているんではないかと。

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