Review – V.A. : d・collection -the best works of daisuke asakura- / 2006.09.20

またアマゾンさんの写真がアレなのはレーベル故のことですか。いや待てよ、木根さんコンピはちゃんと画像が…う。平等に頑張ってくださいお願いします。
てことで、こちらもマジーと同時捕獲で無事確保いたしました。普通の陳列棚の上の段に、ジャケこっちに向けてディスプレイされてましたよ。なんてナイス待遇。

ロゴとかは前作の file とだいぶ雰囲気違って、赤基調だしクラシカルなデザインですけど、やっぱりエンボス加工。
最近 DAnet の表紙が赤系(最新のやつの迫力に一瞬びびり)だったり、グッズのわんこイラストも描線が赤かったことを考えると、リコレのテーマも赤ってことかもですね。とりあえずこれでバーチャル雰囲気を楽しんでみるとしますか。

01. JEWELRY ANGEL / access
聴き比べてないんですが、オリジナルより明らかに音がよくなってるような気がします。こっそりリマスタリングかけたりしてるのかも。とりあえず、ゆうに10年以上経過した曲とは思えないところがすごいというか。

02. マーマレード・サンデイ / オナペッツ
フレンチ風味というか、あえてライトな音遣いがやけに可愛いです。ていうか、まるっきりアイドル曲の構造じゃないですかこれ。さらに言うと、既にこの時点で虹がいますよ虹が。

03. 笑顔の予感 / 雛形あきこ
わー、プロデュースしまくり期の典型的な曲きましたよ。いろんなところに、おなじみの要素がちらほら見え隠れしてます。このメロディーラインに軽めの音がたまりません。

04. NEXT STAGE / 宇都宮隆
前に言ったかもですが、EA 大好きなんで何度も聴いた曲ですよ。ウツソロ好き度で EA がダントツトップなのは大ちゃんのせい、と気づくのがだいぶ遅かったですけどね…。これは歌詞の1行めがやけにウツっぽくて毎度微笑ましく聴いちゃいます。
あ、歌詞といえば。この曲誤植がひどいんですけど。1曲で3ヶ所も間違ってるの初めて観ました。寄せ集め系アルバムだと特に、こういうとこ昔からてきとうですよねソニー系は。

05. Summer Rain / 木村由姫
つくづく、よくできたデビュー曲ですよねぇ。由姫ちゃんの伸びのある声もやっぱり素敵なんですが、この曲は最後に大ちゃんのコーラスもしっかり堪能できるのが嬉しいところ。

06. SQUALL / pool bit boys
こうやって他社の曲と並べると、なんとなく PB2 はエイベックス仕様に思えるのが不思議。サビ裏のシンセフレーズに代表されるような要素を面白がれるかどうかが、TM(勿論多摩の方)と大ちゃんの兼業ファンできるかどうかの境目ですかね。

07. GATE II 〜sensitive gate / Iceman
あぁ、やっとちゃんとした音源が…って、改めて中古探してとっとと買いたいもんです。
歌詞表記が英語、実際は日本語。翻訳時の差異を楽しんでいたら「命はあと3つ」がやけに印象に残りました。しかし、コードはごく単純なループなのになんでこう綺麗なんでしょうこの曲は。

08. Genetic Bomb / Iceman
一昨年(もうそんな前か)Cultivate ツアーで大ちゃんバージョン聴いて以来…つまりオリジナル聴くの初ですよ。って、もとは全員歌ってたんですか。TM でいうと某クリスマスソングみたいなもんですか。しかし、リズムの刻みの細かさはやっぱり Iceman 後期らしいなぁと。あと、サビ以外が気持ちダーク寄りなところも。

09. ナンダカンダ / 藤井隆
初めてフルコーラス聴きましたよ。そうかそうか、大ちゃん風の 80’s ソングってことでいいんですよね。PV もあんなんでしたし…って、どうしてもあの振り付けが脳裏をよぎります。

10. LOVE & JOY / 木村由姫
今なおコンピに収録されたりするあたり、世間的にはこれが彼女の代表曲でしょうか。あれ、ちゃんと歌詞観てみたらここにも虹が。もしかして、虹が出てくる曲だけ集めても結構な数になったりして…。

11. Heavenly Blue / The Seeker
数曲どっかでちらりと聴いてから、気になってたんですよ。おもしろい作風ですねこれは。乱暴に例えちゃうと、hide ちゃんとラルクを混ぜて軽くデジタル化したような感じ、みたいな。って、確か活動休止になってしまったんじゃ…売ってるうちに買いますか…。

12. EDGE / access
あーもう何度聴いても良いですねまったくもう。そりゃ一緒に歌いたくもなりますよ。
此処まで来てやっと、曲の並びが完全時系列であることに気づいたんですけど(遅すぎ)、休止中に培った高速曲のノウハウを、access にもともとあったロマンチックな世界に注ぎ込んだらこうなったわけですね。なるほどー。

13. winter mute / 浅倉大介
14. techno beethoven / 浅倉大介
15. mercy-snow -Violet Rays ver.- / 浅倉大介
16. Puppet Master / 浅倉大介
えーと、まとめちゃってすいません。あんまり個別レビューと重複しまくりもどうかと思ったので省略してみました。買った当時と違い、何度かライブに行ったうえで聴くと、どれもこれも「手が勝手に動く」ものばかりですね。弾けもしないのに弾き真似したくなったり、指揮したりくるくるしたり、と振る形は違いますが。
しかし過去曲と続けて振り返ると、やっぱりソロ曲は全然世界が違うんだなぁ、と認識を新たにしました。特に虹シリーズの意義は本当に大きかったなと。

総評:
リリース情報が出た当初は迷いましたが、結果的に買って正解でした。さすがに access はほぼ制覇済とはいえ、それ以外であらかた持ってるのが由姫ちゃんと PB2 くらいで、他が著しく欠けまくっているわたしのような人には、リコレ予習としてはむしろ欠かせない1枚であったと思います。まぁもとよりそのためのコンピだと思いますけどね。
さーて、東京初日まであと10日ちょい。到底過去作制覇は無理ですが、せめて此処に入っている初聴き曲くらいは覚えて臨みますよ。

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