Review – Iceman : LIVE GATE 1999 / 2000.01.21

なんか最近、深夜作業が常態化してきたような気がします。いかんいかん。健康の為には早寝した方がいいのはよーく判っております。が、これ今書かないと週明け確定だし…うぅ。
ともかく、すさまじく遅れてやってきたマイブームをどっぷり堪能しましたよ。ご存知の通り GATE シリーズの CD は現時点で全滅ですが、実質このビデオでかなり聴けることになったので非常に有り難いです。でもなにしろビデオなので、初回再生と同時に HDD バックアップかけました。これで観放題。わ〜い。

では早速いきますか。例によって大長編なので覚悟してください。
ジャケ画像が何処にもないんでスキャンしたいぐらいなんですが、そんなときに限ってうちの複合機が絶不調で何も動作しなかったりします。もう hp はやめておこう…。

ところで、これ書いててふと気づきました。なんせ呼ぶ機会がなかったもので、他のおふたりを何と呼んだらいいのか判りません。困ったな。

01. Strike Back of PSYCO
最初がいきなりこれですか。飛ばしますねぇ。しかし立ち位置、大ちゃんが一番目立ってるんですけど。なんかせっかく面白い動き(?)してるのにもったいないような。
あ、ちなみに某ようつべで主要曲は予習してあったりしますので。

02. Wish Matrix
シンセ回り舞台は昔からかー、とつい紅白ツアーを連想。
それはともかく、なんとなーく EXPO ツアーの雰囲気に近いものを感じます。振り付けの傾向とか、大ちゃんの全体的なカラーリングとか。ていうかその大ちゃんが! あの、一番美味しいところを見事にかっさらってませんか! 「いとしきものへ」の視線と指先が何度観てもくらくらするんですけど。
しかし、Virus 2003 ってほとんど原型破壊しまくってたんですねこれ。

*interlude 1
リハ風景がちょこちょこ入る構成ですか。カーテンを手動で動かすと、えらいキーキー言うようで。

03. Deep Wild
これは初聴き。って楽器担当揃ってツインボーカルですかい! デジミュでも書きましたが、やっぱ布袋風味がベースにあるようです。

04. Space Dreamer
ソファがステージ上に出た段階で、これまた EXPO を連想したり。大ちゃんが曲に合わせて止まったり動いたりしてますが、その切り替わる瞬間の表情とか動きが妙にツボです。

05. 黎明
うわ、なんて選曲を…いやなんでもないです。
極限までアコースティック化アレンジは意外でしたが、1番だけでカットしたのは何かの事情でしょうか。

06. Last wild wind
これも初聴きなんですけど、やっぱ途中で切ってません? いい感じに白の世界が似合う、綺麗っぽいバラードなんで全部聴いてみたかった気もしますが。

*interlude 2
トルコ行進曲の速弾きと、ダンサーさんのものまね?が同じ人から出てくる不思議。それがリハというやつですか。しかし、皆さん髪を下ろすと見事にぺったんこです。

07. IN The Black Hole
初聴き。うわーなんですかこれ! 超やばいです。イントロから間奏からサビまでとことんツボ直撃。切れ味鋭いアレンジが心底たまりません。えぇ、勿論サビの振りは一緒にやりますよ。もう完璧覚えましたよ。
ちなみにこの振り付けは Rhythm Red ツアーをふと思い出したり。

08. DEVIL CRY-MAX
これも初。って↑この綴りはつっこむところですか。
大ちゃんの指鳴らしとか指揮とかもポイントなんでしょうけど、ニョロニョロが全部もっていった気がします…。あれの影響もあって、パーティソング的位置づけなのかなと受け取りましたが。

09. CAUTION!
前曲とシームレスで来ました。うわー大ちゃんがすっかり神がかってますよ! そのまっしろな姿もゲートを開く手つきも視線も。きゃー。そりゃもう壊れますよ。そんな一方で、生歌でサンプリング再現状態はちょっとすごいです。
Virus 2003 でも好きな曲でしたが、もともとは更に激しかったんですね〜。

*interlude 3
最終曲のネタバレかと思いきや、コード以外は全然違うということを最初は知らず。

10. pf solo
pf といいつつピアノが見当たらないステージで、大ちゃん登場からピアノ登場までのプロセスがかなーり演出凝ってます。あんな入り方するピアノソロ初めて観ました。
の割に演奏時間短かったんですけど、カットしたかどうかは定かではありません。

11. GATE II -sensitive gate
あーこれですか! この後のセットリストを考えると、ここから最後のエンジン全開になる直前の溜めポイントだったんですね。ハモンドを筆頭に、あっちこっちのシンセを次々に弾いていくのが結構楽しかったりします。

*interlude 4
大ちゃん、多分わたし並に硬いですよそれ。

12. FATE WEATHER
イントロで飛び出てくるシーンが多いような気がしてきました。07とかもそんな感じだったし。
いやー、それにしても超高速飛ばしまくりの曲はたのしくてたまりません。そりゃ鍵盤にも乗っちゃいますって。

13. Shining Collection
息もつかせずってのはこのことですか。もうどこまでもついていきますよー。
映像は3種類ぐらい混じってるように見えました(大ちゃんの衣装種類でカウント)。

14. GATE I -gate odyssey
一瞬チルアウトかと思いきや、最後まで容赦なく飛ばしてくれるのが素敵すぎます。そして駆け抜けた後の、大ちゃんソロに聴き入る会場の驚くほどの静けさに圧倒されました。

15. Expander Drive Machine
アンコールという名のエンドロール。何かこう、突き抜けた後の明るさを感じさせてくれる曲ですね。

総評:
なんですかこの捨て曲がほぼ見当たらない神構成は。
高速曲はやばいくらい気持ちいいわ、大ちゃんの挙動にもやられっぱなしだわ、もうなんていうか的確なコメントが出せないほど衝撃的に素晴らしかったです。
こんなのもし現場で観てたらさぞかし楽しかっただろうと、当時はアルバム出してたことすら知らなかった自分が悔しい限りです。って、このライブいつでしたっけ…(調査中)…え、99年8月? 東京には余裕で居たのになぁ…多分それ、TM 復活で浮かれてるか別の話で沈んでるかのどっちかですよ。がくり。

あ、TM って書いた瞬間思い出しました。まだ活動してた頃、お友達が Iceman を評して「要するに自分で TM やりたかったんでしょ」て言ってた意味がようやく判った気がします。N 時代を彷彿とさせるステージングがいくつか見受けられましたから。でも音的にはもうちょっと先鋭的というか、TM に V2 を混ぜてデジタライズして、というか。

えーい、理屈はいいや。早い話、まじで惚れ直しました。なにがなんでも CD 絶対集めてみせますから!

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