Review – T.M.Revolution×水樹奈々 : Preserved Roses / 2013.05.15

実は先日タワレコでこちらも買っておりまして。周回遅れだったので、1曲入りの期間限定盤は最後の1枚だった。あぶないあぶない。てか、帰宅後に調べてみたらオリコン初週の数字が11万枚。ひえー。まあこの組み合わせでそのくらいの数字出ない方が不思議か。
大ちゃん云々よりむしろ前代未聞の組み合わせにつられた結果なので、このカテゴリに入れるのは御本人様たちからすると不本意かもしれんが、他にいい場所がないんで。

ということで1曲入りを買ったのでいきなり感想に入る。
いやしかし、この見事なまでのガチンコ勝負っぷり。オリコンのインタビューで「攻めるだけでディフェンスがない」ってのがそのまますぎて笑った。だいたい両者ともカラーのはっきりした主張が強いタイプの声をもつボーカリストなもんだから、普通は組まないよな。うん。なんだけど、意外なほど違和感なし。むしろ熱量が2人分以上に感じられる。
間奏も珍しく短めで(大ちゃん基準)、この力強いデュエットにひとときでも多く時間を割こうとしたに違いない。

奈々様(と書いた痛車を見かけて以来、当家でもそう呼ばれている)はたまーに MJ で見かける程度なんだが、これだけ表現力を持ってる人ならそりゃトップクラスに売れるわなと納得。
一方の西川くんはというと、この名義に対する確固たるスタンスは揺るぎない模様。種以降のアニメゲーム系タイアップでは、良くも悪くも楽曲スタイルがほぼ固まってると思うんだが、それこそが発注元から求められる形であり、そちらのリスナーの評判も良いようだし。
それにしても、既に巷で言われている通り、通常盤に入っている「単に相手の声を消しただけ版」じゃなくて、1人で1曲完結するように歌ったバージョンもあればなお良かったのになー。部分的に無理があるか。

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