束の間の盛夏に (3) 船出の夕刻

広島が優勝したので広島弾丸遠征をポチっとな。去年は海外渡航目前で日程の選択肢がない中の突撃となり、残念なお天気で運行せず。「来年こそ撮りたいからまた優勝してね」と願っておいたのが効いたのであろうか。
では盆帰省からのお船見学会後編を。なお、翌日はお墓参りと帰阪だけだったんで写真はございません。

ちょっと調べたところ、ダイヤモンド・プリンセスが17時頃に出航すると判明。もともと16時になったら狩りを切り上げて帰る予定だったが、この際出発を見届けていくことに。

16時半を回ると、小さな船が傍に現れた。案内役かな。

せっかくなので、大桟橋に上がってみた。実は横浜時代ですら一度も上がったことがなく、これが初桟橋。屋上が全面的に展望デッキとして造られており、ほぼ先端まで行くことができるようだ。

そして船の近くへ。ってやっぱりでかいな、おい。

船上ではいろんなところで出航準備が進められている。あのカーテンの奥はおそらくレストランだろう、忙しく立ち働くスタッフの皆様。別の大広間のような区画では、乗客が集まって説明ムービーのようなものを観ていた。

居室の外側にはテラスつき。ちょっとしたテーブルと椅子もあるから、長い航海ならばここで海を眺めながら一杯やったりするのも気持ちよかろう。

準備が早めに整ったのか、錨が上がり船が動き出したのは17時よりちょっとだけ前のこと。

多くの人が桟橋からお見送り。我々同様、たまたま知って来たと思われる人も多数。港内に堂々と汽笛を響かせ、船は出ていく。

これだけの大型船だからさぞかしスロースターターなんだろうと思いきや、いざ動き出すと意外にも速度は出ている。

そして最大の見せどころといえばやっぱりベイブリッジくぐりである。いや、ここまで来れてる時点でくぐれるのは明白だし、出航時刻も潮目に合わせてあるんだろうけど、そうは言ってもね。遠目には「えー本当に大丈夫?」ってなるわこりゃ。

当たり前ですが無事クリアしましたよ。この高さ制限がなかったら、もっと超大型クラスも寄港していただろうか、と妄想してみたり。

こうして横浜散策は終了。スカ線があかんかったので、帰りも上野経由となった。

それにしてもとんでもない数の人やったわー。最盛期の天保山でも及ばない。やっぱ首都圏って人多いっすね。

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