東京砂漠の水無月 (4) 線路の無い駅・3

5月に作った塩麹は上京前に綺麗に片付けた。かなりいろんな場面で重宝したので、新たに仕込む。多分なんだけど、料理に塩麹使うと腸内環境にいい影響があるみたいで(多少婉曲表現)。明日からまた毎日まぜまぜしないとね。
さてバスタ見物はまだまだ続く。

上層階を堪能したところで、3階に降りる。

いまどきというよりは微妙に昭和感あるロゴ、一番目立つところにあったのは北東角の辺りだった。あとで気づいたが、公式にイチ推しと思われる入口からまっすぐ進むとここに着き、4階へと誘導される流れ。

これまで何度となくあの道を通って「ここずっと工事中やなぁ」と思ってた工事防音壁の奥に、今まさに立っていると思うとなんか不思議。

でだ。このフロア、前述の通りこれから乗る人の通路とタクシー乗降場所が北側に、そして南側はバス降車エリア。

柱を挟んで隣接するタクシープール。駅の改札前から直接乗れなくなったという意見もあるようだが、それこそが渋滞原因だったことを考えればここに同居するのも納得。

降車扱いの車列を眺めていてふと気づく。奥の方にスロープがありますね。上写真で、そこを下って左折していくウィラーのおしりが見えている。ふむ、アレが地上に続く道か。

一方、客を降ろし終えた空車はというと。

タクシープールの前を回って、中央付近にひょっこり出てくる。これが回送ルート。4階からの出発を阻害しないよう、手前に停止線あり。
2台ほど出ていくのを観察していたら、複数台それぞれに違う動きをするバスが通りかかった。

3階に上がってきた車は、降車か乗車いずれかのルートへと進路が分かれる。一方、その流れとは一切交差することなく、外に向かう車はこの後左折して出場ルートへ。

1台はこれから客を乗せるべく、4階へとスロープを上っていった。

となると、残るは出発組。11時半頃といういかにも発車便のありそうなタイミングだったので、なにか降りて来ないかと、下り坂の前で待機することしばし。

やっぱり来た。お、羽田行きのリムジン。品川東京付近なら1本で行ける電車類にアドバンテージがありそうだが、確かに新宿だと電車は乗り換え必須。高速さえ混まなければ便利そう、と旦那さん談。

出発にしろ回送にしろ、でかい車体が目の前でターンを決める様はなかなかの迫力。

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