首都圏かいもの狂想曲

昨日今日とずーっともやもやしてて、これは何なのかと考えていて、今日、ふと気がついた。要するにわたし、撮影を除けば何か文章書いてないとストレスたまるんだなと。そりゃ振り返ってみれば、ぶろぐ以前も含めたら過去14年にわたって何かしら日記的なものは書いてるわけで、つまり多分その日インプットされた物を何らかの形でアウトプットしないと落ち着かないということか。
というわけで、昨日と本日の記録をメモらせていただきます。もうこれ現段階では完全に、誰かに読ますもんでなくて自分の心の平穏のためなんで、ついったー連携機能はしばらくオフ。

●14日
当家の地区がどのグループに属しており、なおかつどの時間帯に停電の計画なのか、判明したのは朝になってからだった。停電予定は昼過ぎ。

さて、買い物に行こう。徒歩数分のところに、ドラッグストアと食品スーパーが隣接している。軽く朝食する時のシリアルが欲しいなと、ドラッグストアに近づく。と、そこには人だかりが。開店待ちの行列だった。並んでいる背後で、スーパーの前にも同じように行列が形成されていく。
ほどなく開店。まずシリアル。続いて毎日昼食にしているスープはるさめ。あと茶漬けの素。うどん。カレー。ま、今要るのはこんなもんか。と周囲を観てびっくり。皆かごから溢れんばかりの一気買い。ペットの餌は許容範囲としよう。が、何故トイレットペーパーや箱ティッシュを大量確保する必要があるのだ。それいつのオイルショックだよ。

続いて、パンと野菜を求めてスーパーへ。が、列が進まない。よく観ると「レジ混雑のため入場制限中です」。さらに店長が出てきて曰く「11時閉店なので、入店できる保証ないです」。えー。まぁ確かに同じ地区=停電も同時刻だから早期閉店は仕方ない。それより、後ろのじいさんがぶつくさ文句言っててうるさい。
どうにか入店し、たまねぎとじゃがいもとアスパラ。パンはないだろうと覚悟して行ったら本当になかった。が、奇跡的にホットケーキサンドを発見。これで朝食が揃った。そして、こちらでも皆のかごは満杯だった。

結局、停電は行われず。なんだったんだ今日は。

●15日
停電予定は朝いち。諦めて通電後に洗濯するつもりだった。が、電気が来ている。ローカル TV で確認すると、グループ内でも対象外地区があったようだ。そういうことなら洗います。

さて、買い物に行こう。今日こそ普通のパンが欲しい。昨日の混乱を踏まえ、仕入れ能力に勝ると思われる駅前スーパーへ。
と、正面玄関両脇の小さいドアが出口専用にされている。正面に回ると、店員さんに止められた。曰く「レジ行列が店の一番奥まで繋がってしまい買い物できない状態なので、入場制限します」またか。でも仕方ないのでおとなしく待つ。ていうか、このスーパー結構でかいんだけど店内埋まる行列っていったい…。

先頭にわたしと見知らぬお兄さん(多分年下)。自動ドア越しに立つ店員さんは、買い物を終えた客を両脇へ誘導している。
突然、後ろのじいさんが自動ドアを叩いた。驚いてドアから顔を出した店員さんに「いっぱい(客が)出てきてんじゃねえか早く入れろよ」。事態を再説明して謝る店員さん。身を乗り出すじいさん。隣のお兄さんが「うっせーよ、黙って待てよ」と押しとどめるが、なおも食ってかかるじいさん。
「中にはもっとたくさん人がいるんですよ、皆困ってるんだから皆で待ちましょうよ」
我慢できなくなったので言っちゃった。自慢じゃないが元演劇部なので、声の張りでは負けん。
2対1では分が悪いと観たか、じいさんは「わかったよ」と引き下がった。

15分足らずの待機後、扉が開いた。食品売り場までは少々距離がある。これ先導しないと誰か走るぞ、と思っていたが、しっかり誘導係が手配された。あとは先頭のわたしたちが指示通り「ゆっくり」歩けば大丈夫。
今度は無事パンを買うことができた。あとは肉と味付け材料と、牛乳。これだけあれば明後日の朝まで保つ。ただ、毎週買うヨーグルトは値札すら見当たらない。
レジ列は確かに売り場の半分以上に及んでいた。会計所要時間30分。周りを観ると、年配の女性たちは近隣ドラッグストアとはしごして大量購入した様子だ。だからなんでそこでトイレットペーパーなんだと。

●まとめ
どうも若い人より団塊世代以上の方がいろいろアレな気がする。

今回の震災以前から、今週末はうちの実家へ行く予定だったので、母に電話。すると、関西でも無駄に在庫切れとのこと。百歩譲って西の人は95年の記憶がよぎるのかもしれんと母は言っていたが、だとしたら何なんだろうなこの関東の状況は。

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