みやこに宝ありけり (2) 神宮賑わう

ふぅ。金曜は会社のチーム忘年会でございまして、普段よほど言いたいことを蓄積しているのか、皆様まあよくしゃべるしゃべる。店変えることもなく気づいたら3時間経過。ま、これで年末を乗り切る活力になるならよしとしよう。
さて引き続き先月中旬の京都散歩から。

七条から三条へ移動。駅周辺で昼食をとった後、東から北へとしばらく歩いていくと、鳥居が見えてくる。

この先が平安神宮。実を言うと目的地としては神社そのものではないのだが、それはさておき。

どの建物も赤がとても鮮やか。それもそのはず、名のイメージに反して創建は明治期。神社としてはわりと新しい。しかも一部は昭和に燃えたというから、そりゃ色も落ちてないわけで。

とはいえ、左右に大きく翼を広げたその姿はなかなかに美しい。

さっきの鳥居の前、信号を挟んで南側には、また別の気になるものがちらほら。

これは図書館のようだ。おそらく現在の本体は後ろの部分だと思うけど、手前はこちらも明治の建築。震災後に外観だけ保存するという、東京で一時期相次いだ方式が採られたらしい。

すぐ隣の公園には、ひっそりと市電が。当時はこのあたりまで線路が来ていたのか、それとも単にモニュメントとして置いてるのか。ともかく、今は案内所として余生をのんびり過ごしている。

そうそう、平安神宮では鳥居と門の間の参道でイベントも行われていた。京都って意外と催し物好きだよね。

日本酒試飲会(おちょこ買い取り式)につられる旦那さん。周囲ではフリマやら屋台やら出まくっていたが、ついさっきランチを済ませてしまったので、なにやら美味しそうなメニューも素通りせざるを得なかったのがちと残念。

でだ。なんでわざわざ地下鉄移動を挟んでまで平安神宮かというと、本当の理由がこれ。

「平安殿」という著名な和菓子屋さん。ここでも以前に何度か言及したことのある、京都駅地下の和菓子コーナーへ行くたびに仕入れている「そすいもち」の製造元がこちらでございます。いつか本店来てみたかったんすよ。
品揃えをチェックしていると、そすいもちを含むちょうどいいセットがあったのでお買い上げ。持ち帰っておやつにしよう。

おみやげも手に入ったところで、ついでに近隣をもうちょっとばかり歩いていくことにした。

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