欧羅巴交響曲 I プラハの夏 (29) Havelské tržiště

仕事で常日頃から心がけている、ソースのわかりやすさ。可読性にしろ命名規則にしろ、後で自分が読みやすいというのが一番の理由だが、今回は第三者にとってのメンテ性も重要。まあいずれごちゃっとするんだろうけどさ。ふぅ。
さてプラハの月曜日、そろそろ終盤なわけですが。

ヨーロッパには往々にして街の中に「市場」がある。以前ウィーンでもナッシュマルクトに寄ったが、プラハにもそういう場所があった。

ハヴェルスカー市場という。家と家の間のやや細長い空間に、小さな店が連なっている。

何が売ってるかわからんけど、せっかくなので歩いてみた。

鮮やかな果物の数々。目を疑うようなものはほとんどなく、夏らしいラインナップ。

おみやげ屋や花屋もあちこちに。いかにも観光地まるだしの「名所を描いた小物グッズ」って世界どこにでもあるもんやな。

チェコ名物らしいマリオネットや人形の類もよく見かけた。下に陳列してある人形、昔ああいう感じのを2体くらい持ってて、服が擦り切れるくらいには愛用してた記憶がうっすらとある。

人形の延長線上でパペットの姿も。って、きみらは! うしくんとかえるくんではないか! さすがにあのお笑いコンビ(?)とは違うタイプのようだが、どことなく面影を感じないでもない。つーかこの配置で並べた店の人、日本に詳しいわけでは…ないよな?

と、一見楽しく観て回っているように見えるかもしれんが、実はもうだいぶへろへろでして。ボトルの水も飲みきってしまった。

どうにか旧市街広場にたどりつき、ちょっとお高いのを承知で屋台の水を買い、ぐびぐびと。やっぱちょっと暑すぎませんかね。足もパンパンやし。

あえなく電池切れ状態となり、広場の隅で段差に腰掛ける。まあそういう人が周囲にわんさかいらっしゃいまして、16時ちょうどに天文時計が奏でる音色だけを耳で聴きながら、しばし休憩。

ちなみにその時計が付いている絶賛工事中の旧市庁舎ですが、せめて塔だけでも登ろうかと思ったら展望台も工事で閉鎖。今回は御縁がなかったようで。

あとは現金と水分の補充のため、両替屋とスーパーに立ち寄るのがやっと。市民会館横の火薬塔に徒歩で登る元気もなく、一旦宿に帰って倒れるように昼寝となったのであった。なお、昼寝中に旦那さんはネタ撮りにちょっとそこまで出かけましたとさ。

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