実録・おひとり様物語 光跡編 (3) 低速のグラヴィティー

ゆりかもめの最前列。29A を迎え撃つ、デジカムの大人とデジイチの小学生という大群。こんな雨でも鉄道趣味界は大盛況なのであった。え、わたしが言うな。そうですね。
では、午後からの筋肉痛と闘いつつ、堂本やら F1 やら眺めつつ、日曜のまとめ。

ちゃんと7時半に起きれたのは、ひとえに気合。朝食も摂りたいし。ここのセットは本当に量がほどよくて助かる。少ない荷物をさくっとまとめて9時チェックアウト。即移動。
そう、またしても青海。試乗と同額で1時間かけて、運転チェックとかアドバイスとかしてくれるという、極めてお得な運転教室があるってんで、くまの日が決まったのとほぼ同時に予約しておいたのだ。しかも10時の回なら 29A に間に合う。決め手はそこかい。

メガウェブはまだ開店前。関係者口からおじゃましまーす。

乗車エリアには、先頭に1台、後ろに3台が既に待機。って、やっぱヴィッツなんや…。トヨタの2大苦手車種のひとつなんだが、ここはしゃーないな。
受付を済ませ、また靴を借りる。数人が待機中。どう観ても3人以上いるのだが、振り分けどーすんのやろ。という疑問が解消したのは、講習が始まってから。2人ずつくらい3組に分けてた。納得。でも5人だったから1人は完全マンツーマンてことに。えぇ、わたしのことです。じっくり観てもらえてラッキー?

教習車よろしく、助手席には補助ブレーキをはじめとしたいろんな装置が。まずはそっちに乗ってコースの確認。早い話、試乗コースの東半分。くねくねの方。を回ってから、広いとこで急ブレーキ体験。これを2周、その後シートベルト系体験を挟んで最後にもう1周、といったところ。

右左折で大回りしがちなことを伝えたが、1周後のアドバイスは「カーブ進入速度がちょっと速い」&「カーブのハンドル操作がちまちま」さらに「全般的にちょっと右寄り」。あぁ、納得。気をつけよう。
では急ブレーキいってみっかー。スタートラインからアクセルべた踏み→ランプがついたらブレーキべた踏み。これが意外と踏めない。いや、自分では全力で踏んでんねんけど。でも止まる寸前のガガガガガって振動は来た。あれが ABS ね、ふむふむ。

次はラクティスに乗り換えて、他の女子さん2人と一緒に体験コーナー。
インストラクターさんの運転でコース西半分へ進み、時速10キロで急ブレーキ。これを最初はベルトなし、次はベルトありで。これ、TV では観たことあったが、予想を大幅に上回る衝撃やわ! 10キロをなめてた。なしの時、顔の前で手を構えるのだが、それせんと後部座席は顔打ちそう(わたしは助手席なので実感ではないが)。
さらに復路、あるものを1人ずつ抱え、しかも時速20キロにアップ。この「あるもの」がねー…受けた。なんと、くまさん。どでかテディ。だが、異様に重い。くま(うちの子のほう)ほどじゃないが、ぬいぐるみの重さじゃない。
これ、自分はベルトした状態で、お子様をだっこした状態のシミュレーション。やってみたら首が前方にすごい勢いで、がくっと。下手したら脊髄やられる、という解説も納得。

それを終えると、さっきの2周でやった急ブレーキのデータが出てた。

ブレーキの強さと時速が、回ごとに色分け。強さは踏んだ直後なるべく直角に、その後は完全停止までしっかり踏むのがポイントらしい。いい線は行ってるが、まだ踏めるっぽい。うーむ。
を踏まえて、また1周。その後車を降りて、他の参加者さんの急ブレーキを横から眺め、ABS によってタイヤがかくかく回る様子を観察。

終了直前に何か鐘が鳴った。11時。あ、ヴィーナスフォートの開店か。本来なら11時前に終わるであろうところ、乗車券売機の不調か何かで開始遅れた分、軽く押したのだろう。
今日の結果は、後日詳細なものを郵送してくれるとのこと。ブレーキグラフも、最後の1周分を足して同封。とりあえずその場では「わりと慎重な運転」という評価だったが、総合してどうだったかはまた今度。

建物を出て、北のデッキからコースを見下ろしたら、11時からの講習が始まっていた。常連さんもいるって言ってたし(同じ回に1人いた)結構人気なようで。そういや、予約も数週先でやっと取れるような状態やったしなー。
うん、おもろかったし勉強にもなったよ。でもさすがに富士までは行かんわ。内容豊富な応用編とはいえ、講習費5桁は痛い。だからこそ青海の300円はおすすめ。

あとは新橋経由で帰るだけ。動画を数本撮ってはみたが、あまりの混雑で出来はいまいち。500大人気というシーンの個人的記念にはいいかな。

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