実録・おひとり様物語 色彩編 (1) 短い秋のいろ

この週末、多摩センター行きを決めた理由がもうひとつある。
おそらく今観ないと紅葉を観そびれる。
平野部はまだいまいちな予感。逆に苗場方面はもう終わってる気がすんのよ。とすると、ここしかない。そこそこ山間部だし、パルテノンの裏の公園に期待を委ねてみようじゃないか。
なわけで、映画2本観終わっていい気分で公園行きましたとさ。

…さむっ!!
あっという間に指先が冷え冷え。もう冬じゃん! いや、でもとにかく紅葉探すぜ。


噴水を取り囲む木は、足取りこそばらばらとはいえ、徐々に色づきつつあるようだった。


よく観れば、そこそこのもみじもある。


背の高い木でも、ものによってはだいぶいい感じの色になり始めていた。が、まだまだ緑を保ったものが多くて統一感に欠けることは否めない。


そんな中、1本だけまともに赤いもみじの枝。木じゃなくて枝といったのは、まだいまいちの葉も多かったから。


てか、こんな花(ダリアの一種)が見頃だった。咲く時期が合っているのかわからないが、紅葉と並べるとなんとなく違和感。

ま、紅葉見物の名所なわけじゃないし、こんなもんか。だいぶ冷えてきたので、駅へ向かうことにした。昇るときは昇る気がしない階段を、一直線に降りるだけ。
…ん? なんだなんだ。眼下に広がる、公園とは全然違う世界。その模様は続きにて。

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