かんさい新視線 (4) 浪速の活力・2

スーパー行ったら入口に「お歳暮の品特売」の張り紙。売場では受験便乗商品が並ぶ傍ら、年越し向けで多めに仕入れたっぽいどん兵衛(そば)が大量に並ぶ。需要の見積もりってむずかしいね。
さて帰省シリーズは大阪市内夜景の後編。

道頓堀。遊びになら何度となく来ているが、一眼を持ってきたのは初めてかもしれない。

づぼらやのふぐ。

かに道楽のかに。

そして甦ったくいだおれ太郎。て、復活したのすら随分古い話だが。くいだおれ閉店に際して、これで見納めかと思ってわざわざ撮りに行ったのはもう6年近く前のこと。その翌年からは、別事業者が名前だけ借りた「中座くいだおれビル」の入口で、以前と同じように立っている。

大阪というと全国的にはこんな感じなのだろう。多分。
メインストリートは人で溢れ、大いに賑わっていた。東京より活気ある気がする、と、旦那さんがしみじみしていた。

そんな大阪のテンプレ風景がもうひとつ。戎橋である。

グリコが新しくなったというニュース写真などはチェックしてたが、実物は初見。周囲の広告がヒートアップする中、ひけをとらない相変わらずの存在感を発揮している。

とりあえず背景がバグってなくて安心しました。そこかい。

一方、近年になって名物に加わったものもある。

すっかり毎年恒例となった御堂筋イルミネーション、クリスマス過ぎても絶賛開催中。会社帰りに寄った5年前もそうだったが、ビビッド系の発色がすごい。

しれっと手の込んだ繊細な絵柄で参加する大丸まで観て、心斎橋から地下鉄へ。

せっかくなので、もいっちょ行こう。淀屋橋から北浜への徒歩ルートをちょっとずらせば、中央公会堂が見物できる。これも5年ぶりくらい。旦那さんは観たことなかったらしい。

て、イベント中じゃなくても夜間ライトアップしてたのか。知らんかった。

平時だからこそ、こうやって正面をゆっくり鑑賞できたんだと思う。

国の重要文化財になったのも納得の、圧倒的な重厚感と美しさ。しばし寒さも忘れて見入った。しかし、本来の用途で現役、というのが一番すごいポイントな気がする。
そんなこんなで宿に帰還。明日に備えて休むとしよう。

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