燃ゆる長月 (5) 本祭の部・1

なんか一気に気温のアベレージが押し下げられた感。暑さ寒さも彼岸までというが、よもやここまでわかりやすく暑さ終了するとは。ただ、昨日出かけた際に未だ乗り遅れ組の蝉が若干いたのも事実。
そんな昨日は帰宅が遅くて更新飛んだけど、だんじりのお話はここから2日め。

もくじ

ごあんない

だんじり関係者の皆様(曵行とか運営とかの方。観客を除く)は「一般市民」ではありますが、祭りの雰囲気を最大限に伝えるため、ぼかし等の加工は行っておりません。もし御自分が写っており、なおかつ掲載をご希望でない場合は、本記事コメント欄までおしらせください。
なお、元来は初日=宵宮・2日め=本宮という呼称ですが、近年はハッピーマンデーの影響で岸城神社の例祭と日程がずれる年が大半で、その場合は宵祭・本祭と呼ぶのが正式とのことです。ソースは宮司さん

翌朝。だんじりというと派手な部分ばかり話題にされやすいが、本来一番大事な行事「宮入り」はこれから始まる。のんびり朝食を済ませ、9時半頃からの開始に備えて出動。
こなから坂方面は既に観客ぎっしりだったんで、おとなしく岸城神社前へ。なにしろ現場で観るのが初なため、何をどうやるのか、どこにいれば観れるのか、さっぱり。近くに立っているおっちゃんと警察とのやりとり等を参考に、はしっこで待つ。

宮入り順1番固定の宮本町がやってきた。

まず幟が運ばれてくる。普段だんじり後部につけているものが何故ここにあるのかは、後で判明。

曵き手の皆さんがぞろぞろと鳥居をくぐっていく。入口は段差もあるが、この後どうするのか。

鳥居正面に着いただんじりは一旦停車。すると、梃子等の皆さんで回し始めた。

90度回転すると、鳥居に正対する形に。
どうやら、曵き手は境内で、だんじりと乗ってる皆さんはこの場で、それぞれおはらいを受けるということのようだ。

で、境内の方は意外と時間かかる模様。

待機中、だんじり上の目立たないところに銀色のバッグを発見。大昔はともかく、現代の9月中旬は暑い。そりゃ取りやすいところに水分欲しいよな。うん。
そうこうするうちに、ようやく神主さん登場。

正面から反時計回りに1面ずつ、紙吹雪をまく形でのおはらい。大幣とか振るのかと思ってたんでやや意外。

ひとしきり宮入りの手順を見届けたところで、この後に備えて移動。宮入りを終えた町は、特定の道に並んで次の曵行を待つらしいので、その道が埋まる前に動いた方がよかろうという判断。

2番固定の上町、3番固定の五軒屋町も、幟だけ待機場所に到着済。後で旦那さんが気づいたのだが、宮入りの時だけ専用の幟につけかえ、終わった後に曵行用のものに戻すという作業を、ここで行っていた。なるほど、つまり宮入りの時についてるものは「正装」やったんやね。

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