春はまだ終わらんよ (11) 飛騨/祭祀総覧・4

まさかと思ったら本当に過剰包装やったわ、例のメモリーカード。窓口で貰った瞬間「あ、こりゃ郵便受け入らんわ」と。なんであんな小物をブルーレイパッケージが2枚は入りそうな箱に入れるのだ。それがアマゾンクオリティ。
なわけで連休のお話はようやく2日めラスト。

いつしか我々は、秋祭りの屋台が並ぶエリアに突入していた。

あらかわいい。ちゃんとカメラ目線の見事なモデルわんこたちは、地元にお住まいらしいご様子。

側面に車輪がひとつだけの屋台はこちらにも存在した。なにか特別な役割があるのかな。

と、観て回っていたところ、意外なものに出くわす。

なんとこちらにも「古い町並み」が。下二之町大新町といって、実はこちらも上三之町と同じく例のアレ(重伝建)。の割にはピカピカに綺麗な家々だが、単に指定が遅かった(今世紀入ってから)ということで。

あっちほどごった返してないから、街歩きしたい人にはこっちもおすすめ。つーか自分も今回初めて知ったレベル。

新たな発見もありつつ、再び屋台見物に戻る。

それにつけても、この手の「祭祀に使うモノ」はつくづく豪華かつ精密。願いや祈りの力のなせる技か。

あの彫物とか、花びらのやわらかな質感まで再現されてて見事としか言いようがない。と、だんじりでも祇園祭でも同じようなことを言ってる気がする。

なんにせよ、祭本番に合わせてこの地を訪問するのはなかなか難しいから、こうやって飾ってある姿だけでも観ることができたのはラッキーだった。

さてと、そろそろ戻るとしましょう。

結局だんごと肉まんしか口にしなかったので、せめてもの栄養補給に、最初に見かけたお茶処で小休憩。もう冷たい抹茶がおいしい季節になったか。

改築が済んだ駅のすぐ隣では、バスターミナルも一新。早速爽やかな塗装の濃飛バスなどがガンガン発着していた。

到着時は観る余裕がなかった駅の自由通路を、最後に改めて覗く。今回みたいに本物の屋台にお目にかかれない時期でも、こういう装飾があると雰囲気出るね。

そんなこんなで日帰り観光は終了。えっ、この長蛇の列に並んだのかって? こんなこともあろうかと、帰りの指定席は到着直後に取っておいたっす。まあそれでも結局並ぶんだけど。直前まで改札開けないのは高山本線特急の仕様です。

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