燃ゆる長月 ’15 (2) 宵祭の部・2

なにやら羽田に新ネタが飛んできて皆様盛り上がっておられたようだが、こちらに来るのは月末らしく。その頃にはネタとしての新鮮味はすっかり薄れてるだろうけど、せっかくだから一度くらいは観に行こうかな。
さて引き続きだんじり鑑賞会の模様を。

もくじ

ごあんない

祭りの雰囲気を最大限に伝えるため、祭り参加者の方に対するぼかし等の加工は行っておりません。もし御自分が写っており、なおかつ掲載をご希望でない場合は、本記事コメント欄までおしらせください。

来た直後に筋海町が通過してから、待つこと30分強。ようやく次の町があらわれた。

女子のヘアスタイルにも、町を越えたトレンドがあるのだろう。今年は「でかい派手な飾りを、アップにした根元に装着」とか「ねじりはちまきがちょこんと乗ってるだけに見える固定法」などが流行っていたっぽい。やはり岸和田には人口比で平均以上のヘアサロンが必要なんだな、と思う次第。

待ちくたびれて去る観衆もいたため、いつの間にやらポジションは最前に。旦那さんは後列にとどまっていた。では中町のやりまわし拝見。

曲がり角は梃子衆の腕の見せ所。前梃子2人のまなざしが先を見据える。

切り返しのパワーとバランスがなければ乗り切れない難所。後梃子たちがいっそう力を込める。

そして無事にクリアしたときの、後梃子責任者たちの「よっしゃ!」と言わんばかりの笑顔。

後にずらりと続く女子のみなさんの背中も、心なしかちょっと嬉しそう。

ふぅ。またしばらく間が空きそうだ。グループで来ている観衆の中には、一旦抜けてかき氷を買いに走る人も。あー、気持ちはわかるよ。さっき食べたばかりで満腹だからうちはいらんけど。
長丁場になると気づいた旦那さんが、予備で持っていたお茶のペットボトル(昼食で余った)を渡してくれたので、それをちびちび飲んで待つ。
20分後。ようやくあらわれたのは、この界隈がホームグラウンドである堺町。

タトゥーシールも今年のトレンドだったっぽい。結構簡単に自作できるらしいし。

それより、この町に限ったことではなく、曳き手の女子率が明らかに前回より多く感じられた件。町によっては列の半分近くから、音程の高い掛け声が聴こえたように思う。

男子も負けてはいない。めいっぱい綱を引いて、この後のダッシュに備える。

で。この模様を引き続き最前にて堪能、のはずであったが。

抜かった。
ここは岸和田だんじり屈指の難所。本体が建物に擦ったり、曳き手が勢い余って観衆にぶつかったりする可能性もたまにある。ので、当たらないようガードする役目を担った方も必ずおられる。
中町では2、3人だったそのガード役さんが、堺町のときは5人くらい。結果、最前では一番おいしいところが見えない、という盲点が発生。旦那さんはそこを考慮してあえて後方に残っていたとのこと。なるほどねぇ。今回もまた、ここでの立ち位置の難しさに唸らされる結果となった。

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