商いの街の天神さん

台風の影響で久々にわんほー。とはいっても、時折ガンガン降る中ではさすがに偵察に行くのも憚られるので、レーダーを横目で眺める程度。昨日降らなかったのが不幸中の幸いと言うべきか。
さて今回は、もう1ヶ月経ってしまったが先月のお祭りの話。

過去の関西居住時にいくらでも行くチャンスはあったと思うんだけど、結果的に一度も行ってないイベントがあった。天神祭である。毎年日付固定なタイプの祭りだが、今年は金・土になったので金曜だけ行ってみた。曽根崎で集合し、そのまま歩いて天神橋筋商店街に突入。

あらまあ賑わってますこと。ゆかた民がきわめて多いのが印象的。

そもそも商店街自体初めて通った。大阪のとある一面を凝縮したような店も散見される。時に屋台で足を止める人々を避けながら進む。

せっかくなので、天満宮に寄ってみよう。

商店街の途中で、横道にそれっぽい門を発見。入ってみたところ、

ちょうど宮入りのお時間に当たったようで、あっという間に人だかり。ただの散歩のつもりだったので GR のみの軽量装備ゆえ、何が起きているかを克明に捉えるには至らなかったが、遠目に(+旦那さんがルミで撮った動画)観る限り、奥にいる神輿(?)はシーソーのように左右の乗り手が上下して盛り上げるものらしい。

人だかりの脇には、正統派な神輿やだんじり等が鎮座。このへんは翌日出番かな。

あまりにも人が多すぎたので、いっぺん退却。

ここは商店街であり、かつ参道でもある。単純に縁日気分で歩いている人も多そう。
で、別の門からもっかい天満宮に入ってみた。

当たり前だが「天満宮」といえば道真さん。個人的には太宰府へ3年連続で通った(年越イベントついでに初詣)のが印象深いが、シンボルである梅の花はここにもしっかり描かれている。

境内にはいくつか「講」と呼ばれる団体の拠点が築かれていた。それぞれに固有の役割があり、各担当に専念することで大きな祭りを催行しているようだ。

商店街をぶらぶらして、なんとなく目に留まった鶏料理の店で夕食。通りの喧噪が嘘のようなゆったりした時間を過ごし、満腹になったところで帰路につく。

ひたすら北上していたら、JR 天満の真ん前でお囃子が。寄ってみたらおっちゃんたちが踊りも披露していた。

よーく観ると、神輿には鳥居が。神様の乗り物であることを改めて認識。

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