M と愉快な仲間たち (2) 貴き建築あり

少し前に九州でやってて「これはむしろ東京でやるべき!」と夫婦で残念がっていたミトーカさんの展覧会、本当に東京でやってることを今日知った。非常に行きたいが、行けるかな。他のスケジュール次第。
さて、メトロ大会の序盤でいきなり余談をはさんでみる。

チョコクロの店で昼食をすませる。向こうにちょっとした観光スポットがあるというので、腹ごなしに少し歩くことにした。木陰を選びつつ進む。

しばらく行くと、そこだけ異空間のように車両進入を封じられた、木立に囲まれた石畳の道。その向こうに門が見える。

というわけで、こちらは迎賓館。

なにせ背後が六本木なのでビルがぼんぼん建っているが、それでもなお優美な白亜のゲート。

精緻な細工が施されていて、やはり国賓をお迎えするにはこのくらいゴージャスでないとな、と妙に納得。そして、中央のひときわ目を引くモチーフの真ん中に菊の御紋を発見して更に納得。洋風だけどちゃんと日本だ。

ちょうど昼過ぎで見事な逆光タイム。あえてそれを強調してみたら、ほとんど加工してないのにモノクロ写真調になった。

いうまでもなく、庶民は中に入れない。ので、格子の隙間からレンズだけ失礼しまーす。

この距離から観ただけでも、さぞかし建物も見事であろうことが容易にわかる。
門の横に貼ってあった掲示によると、日によっては敷地内見学も可能らしいが、混むやろなー。そうでなくとも、公開日じゃないのに門前にはとバスが横付けして車中から見学させてそのまま走り去ったり、観たい需要は地味に高そうだし。

うちらが帰ろうとしたときにちょうどやってきた外車が、やたらと景色にマッチしていた。

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