まち華やぐころ (4) 歴史の内側

昼は今日から出てきた期間限定キャラを取りに公園へ。夜は教えていただいた写真展を訪れに大阪市内に出て、ついでに梅田で夕食。冬の冷たい雨の中であっても、出かけたいと思える理由さえあれば人は出かけるもんですなぁ。
では引き続き今月初旬の大阪散歩から。

市役所の脇を進むと、隣は中之島図書館。…おや?

南の棟に、明かりが煌々と灯る部屋がある。図書館としての開館時刻は過ぎているのだが、そこだけ明らかに様子が違う。ふと屋外の立て看板を観ると、どうやらカフェがあって営業中のようだ。行ってみよう。
ということは必然的に図書館のエントランスを通るわけだが。

て、うわー! これは素晴らしい。この中央ホールに限っては撮影 OK ということで遠慮なく記念に保存。

細部を観ても重厚感溢れる装飾の数々。さすがは明治後期、住友家からの寄付で造られただけのことはある。

天井を見上げれば、これまた美しく均整のとれた空間。

あ、勿論カフェにもちゃんと訪問。どうやら今春できたばかりだったようで、見覚えないのも納得。

木目と照明がぬくもりを感じさせる店内で、せっかくなんでこの季節らしく限定メニューのブッシュドノエル的なものをいただいた。

しかし今まで何度となくここの前は通ってきたけど、なぜかいつも改築工事やら休館日やらで一度も入場できてなかったんすよ。いやもうこれだけでも中之島来た甲斐があった。

糖分補給も済んだところで、散策を再開。

公会堂はまたしてもイベント会場として使われていた。いつ来てもたいていなにかやってるんで、見栄えだけでなく現役施設としての需要も旺盛なのだろう。

そこから川沿いに引き返す。鉾流橋のライティングがえらいことになっている。色飽和し放題。

対岸のレストランもそこそこ賑わっているっぽい。来店客はこちら側の景色を楽しみ、こちらの我々は川面に映る明かりを楽しむ。

隣の橋(水晶橋:歩行者専用。初めて渡った)の上からも眺めてみる。景観上は邪魔者扱いされてもおかしくない高速の高架も、ライティングに一役買い街に溶け込む。

並木の向こうには公会堂も見える。川のおかげで広く見える空を、ひこーきが横切っていった。

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