オトナの修学旅行・なにわ編 (2) 城下の空飛ぶ

旦那さんがもらったカタログギフトを、天ぷら鍋(温度計付)に変換。実家でもらった商品券を、耐熱菜箸やらバットの網やらに変換。これまで揚げ物文化のなかった当家に揚げ物セットができました。揚げるの楽しみ。
さて連休終盤の大阪市内、城のあたりからもう少々。

城を観に来たのには、もうひとつ理由があった。その条件を満たす場所を探して、庭園をしばしうろうろ。

行き着いたのがこの池のほとり。空の色こそ残念すぎるが、なかなかの水鏡である。
ここであれこれ構図を練っていたところ、突如として派手な人々が現れた。和装にバッチリ身を固めた新郎新婦とカメラマンの御一行様。一世一代の大イベントを邪魔しても悪いんで、控えめなポジションに陣取る当家。自分たちの目標とする撮影構図をキープする傍ら、そっちの撮影をガン見していたことは言うまでもない。

で。何しに来たかってーと、以前ルークさんが使っておられた構図の真似。

伊丹アプローチ中の機体がちょうどこのへんを通るので。ただ伊丹なんでちっちゃい機材が多く、城とのバランスに悩む。しばらく粘っていると、やや大型の機体がやってきた。

って、ここでフォース来るんかい! 思わぬ引きの良さを発揮。

とりあえず立ち位置は把握できたし、もっと青空のときに出直すのが吉かね。

てことで、ぼちぼち城からお帰りの方向へ。出口っぽい方へ歩いていたら、ちょっとした空間に出た。

なになに、刻印石広場とな。

なんでも徳川による築城時、西日本各地の大名さんたちが持ってきた石に自分とこの印を入れたらしく、それが見える形でごろごろと置いてある。ざっくりゾーン別に解説板が設置してあり、どの印がどこの大名なのかもわかりやすい。

江戸初期のものだから風化が進んでいてもおかしくないわけだが、それでも比較的はっきり読み取れるものが多くて驚いた。石って丈夫やな。

最後に北の内濠を渡っていく。

水面になにかゴールドなものが浮いていると思ったら、御座船という遊覧船だった。まあこのロケーションで金ピカな分には、ある意味豊臣っぽいからそれでいいのか。乗るのはためらうけど。

こうして北端に抜けた我々は、そのまま歩いて OBP の地下鉄駅へ。別の目的地をめざす。

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