田舎ぐらしのリアリティ (2) 尾根に並ぶ・2

どうも「連休は使えるだけ使って元を取るべき」という根性が強いようで、今日もふらりと近県(?)ドライブ。先月オープンしたばかりの施設の見学を軸に、日帰りでさくっとあれこれ楽しんできた。明日はふつうに営業日です。
では連休前半のおでかけ、馬籠の巻後編。

上の入口と思われる辺りは、通りを車道が横切っている。

対岸にある立派なそば屋の脇を抜け、さらに坂を登っていくと、ちょっとした展望台に着いた。

真正面に見えるのは、美濃で一番高い恵那山。なんでも島崎藤村の故郷が馬籠であるらしく、当地との縁についての解説板も展望台に立てられていた。

せっかく見晴らしがいいので、あいぽんのパノラマ機能を珍しく使ってみる。展望台正面から見える景色はほぼ入ってる感じ。

ひとしきり眺めを楽しんで、今来た坂を戻っていく。

水辺には花。春はいろんな花が咲き、その名を知らぬ者の目をも楽しませてくれる。

なお、こういう「いかにも和風な日本」は外人さんの観光需要が実際高いようで、この日は台湾だか香港だか、広東語圏の団体さん(添乗員氏の持ち物の繁体字で判定)が大いにエンジョイしていた。首都圏や関西だけでなく、結構広い範囲に来るもんやねぇ。

ところで、見事な晴天のためか意外と暑い。

通りがかりに見つけたお店で、栗ソフトをいただく。わりと濃厚に栗でした。同じ店で焼き栗も扱っており、目ざとく見つけた海外添乗員氏がツアー客を数人呼び、積極的に試食。最終的にはいくつかお買い上げしていた。

小一時間散策するうちに、少しずつ人の往来が増えてきた。中山道でも定番どころらしいし、これからさらに賑わったことだろう。

序盤で通った枡形の角に、大きな水車。

今でも発電に使われており、細々ながら電力をリアルタイムで生み出していた。ちなみに近隣にはもうちょっと現代的なミニ水力発電機があって、そっちの方が圧倒的に発電効率よかったのは御愛嬌。こういうのはイメージが大事なんすよ。

と、そんな感じで馬籠見物は終了。車に戻り、次の目的地に向かう。

Like
Share

公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。