姫たちの雪国 (22) 帰還担当連合機

明日からちょっと西に行ってくる。といっても実家じゃないんだけどね。
さて、早いもので…って記事が長いだけで実感は早かったんだよ一応言っとくけど。北海道最終回。

函館空港に到着。とりあえずさっさとチェックインを済ませ、搭乗ロビー内でまったりと待つ。

あぁ、こんなところまでいか推し。確かにそこまでするくらい函館のいかは美味かった。

乗る機材が着くまでの間、他のひこーきを眺めて楽しむ。といっても一番外のガラスは到着通路の向こう側。遠目にうかがうのが精一杯。

近場との行き来にはボンが多用されている模様。札幌便まであった。北斗に3時間揺られる余裕のない人には便利なのかもしれない。

ブリッジ越しで何がなんだかな絵になってしまったが、緑色の機体は HAC のものだった。普段見慣れない会社を見つけるのは楽しい。

普段見慣れない言語を見かけるのも楽しい。英中韓はともかくロシア語がついているのが、なんかすごく北海道らしい。

そうこうするうちに機材到着。…ん?

この角度が限界なのでまったくもって伝わらないと思うが、ワンワールド塗装。観るだけならいくらでも観てるはずなんだけど、乗るのは初めてかも。ま、乗ってしまえば普通なのはどこの特別塗装機も同じ。
例によって翼席に座ると、窓の外になにか来た。

着雪防止の液っぽいものを吹き付ける作業だったらしい。こういうのも北国ならではのことか。翼、特にフラップは繊細やもんねぇ。

窓からの風景は概ね曇り。東京に近づいた頃、雲越しに観た夕陽が、更に低い位置に広がる雲海を浮かび上がらせていた。

こうして、盛りだくさんの2泊3日は無事終了。降り立った羽田が超あったかく感じたのは錯覚ではないはず。

Like
Share

公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。