翼たちは誘う (2) 赤のプッシュバック

仕事内容によってテンションが上下しすぎるのもどうかと思う昨今。今日(月曜)は上の方。火曜に下がらなくてすむようにうまくやらないとな…。
ひこーきシリーズは今のところ全6回予定。のんびりやってます。

しかし、何度も言うようだが本当に近い。70mm では全機入らないくらい。一瞬だけ広角につけかえて、全体像を押さえておく。

そしてまた望遠に戻す。すると、赤とびうお(これも勝手に命名)が動いた。

これをプッシュバックと呼ぶのもつい最近知ったばかり。もしかして、飛行機って自力では後進できなかったりするんかな。

誘導に従い、どんどん下がる。周囲の方の話を横で聴いていると、どうやらこれは翌日のフライトに向けた準備(だったと思う)。

で、曲がる。自動車が切り返しで出庫するのと同じような動かし方。多分この時が、展望広場から一番近い距離で機体を観ることができた瞬間。


後退時に誘導していた誘導員さんが車に乗り込み、今度は前進。

赤い機体は、右折して青とびうおの向こう側に収まった。

カラフルなしっぽが並ぶ光景。素人目に観ても皆同じに見えるのだが、同じメーカーの機体なんかな。帰宅後に調べて、すべてエンブラエル社製ということは後で調べて判ったけど、そもそも社名に耳馴染みがないことに変わりはなく。

そうそう、ここで昨年後半の偶然続きに匹敵する出来事があったことを記しておかねばなるまい。
やはりどの乗り物界にも撮影する趣味人の方というのは居られるもので、この時も例外ではなかった。家族連れやカップルに混じって、一眼使いの方々がちらほら。

離着陸があらかた落ち着き、観に来ただけの(=撮らない)人々が立ち去った後、残られていた方にちょっと話しかけてみた。そこはかとなく同業さん的な雰囲気を感じたからなのだが、なんと本当に同業の方だった。何故空港で幹鉄さんと鉢合わせるかな自分。偶然もここまで来たか。
この後随分お話させていただいたり、写真も見せていただいたりと、極寒の中を楽しく過ごすことになったのだが、よくよくお話を伺って更に仰天。あの掲示板も含め、たびたびお名前をお見かけしていたライナーさんであった。世間ってこんな狭かったっけ…。
という驚きもありつつ、ショータイムはまだまだ続く。

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