万国の虹をみた (4) 米国の三角形

NRT 満喫大会、ここからは海の向こうの各社を順番に。おおよそ偏西風に乗って進むつもりで、最初はアメリカの代表格・デルタ。特に午後はデルタ祭りだと聴いていた通りの展開だった。


何気なく撮っただけで、ざっと5機入ったりする。

檻の方でも着陸に立ち会った。代表で一番図体がでっかいのを。

今回のスレスレ大賞。入ってるよね。多分。入ってることにする。

第1ターミナル展望台からフェンスの外を覗けば、まさにデルタ地帯。

夕方も空は概ねこんな感じで、うっすら色がついているようないないような程度だったのは残念。

手前の B747 はちょうど何かを積み降ろししているようだった。

わずかな光にぬめりを感じる。新幹線で覚えた撮り方がつい顔を出す。

滑走路上に誘導ランプが華やかに灯る。

その前に、少しでも撮りやすいうちに頑張る。

陸上を移動する機体を追っていたら、植え込みで描いた NARITA に気づいた。逆に言うとそれまで飛行機しか観てなかった証左かも。

曇っていたせいもあるかな、暗くなるのは早い。

小ぶりな機体はだいぶ遠くで浮き上がる。背後の白い施設が、ふと遊牧民のテントのように見えた。

旅支度するもの、順番を待つもの、それぞれの夜。

にしても、翌朝にあまり見かけなかったのはアメリカとの時差の関係か、それとも前日でお腹いっぱいになって撮らなかっただけか。

離陸する姿を真下から見上げて初めて、底面の紺色に気づいたのだった。

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