山の手パノラマビューイング (4) 逆風からの転換

だいぶ馴染んできた仕事場だが、なぜかどんどん人が増える。恒久的な採用なのか、自分みたいなピンポイントリリーフタイプなのかはわからんが、ともあれ年度末に向けて書き入れ時になるのはどの業界でもよくあることっすかね。
なわけで9月わんほーの巻ラスト。

大型機をまとめて鑑賞したところで、歩いて山を下り、山本駅にもかなり近いけどそれなりに高さのあるところへ場所を移した。

こっちは山手台南公園という。北公園よりさらに住宅地との距離が近く(というより住宅街のへりにある)、駐車はご近所迷惑になるので、徒歩圏内の駅から直接来るのが賢明と思われるロケーション。

って、あれ?

見通しのいい立ち位置を特定した途端、異変に気がつく。わんほー終わってますやん…。

どう観てもみんなこっちに向かって離着陸している。実は到着直後はまだ変わってなかったんだが、この公園で唯一まともに撮れるポジションが空いた頃にはもうこうなっていた。きっと先客は無線かなにかで運用変更を知って退いたのだろう。
ま、せっかく来たことやし、ここでどんなふうに撮れるのか確認くらいはしてこ。

相変わらずのまだら雲で、陽の当たる場所はころころ変わる。
そろそろ夕方。トラフィックも多くなってくる頃。ちょうど大きなモノが2機出るようだから、両方とも観ていこう。

まずは JAL から。

おやおやエコくないですねぇ。煙の軌跡をかなりはっきりと描きながら、すぐさま左へターンする。

もうだいぶ太陽が低くなってきた。翼の陰はちょうど水平に伸びるくらい。

着陸機が抜けたところで ANA も出る。

いつの間にやら、誘導路には行列が。

同様にターンを決める間、おなかや左エンジンも西日に照らされ、やや暗い色になりつつある空にくっきりと浮かび上がっていた。まあ当たり前やけど通常運用で撮れる絵には若干の限りがありますな。
てな感じで、大きいのも飛んでったことやし、この日はここらでお開き。たまには「いつもの定番場所」以外へ足を運ぶのもいいもんだ。

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