Friday night fever (2) 情熱を燃やして

昨日は電車と飲み会。今日はひこーき。ちょこちょこと動き回った週末だった。おかげさまでだいぶ疲れたわけだが、梅雨の晴れ間があると動いとかないともったいない気がするのは仕様ですかね。
では5月下旬の夜撮影、後編をば。

暗くなってきたので、なんでも流す。

真下だろうと斜め後ろだろうと、結局難しいことに変わりはないが、絵の印象はまるで違う。

ボンが眼鏡かける件も改めて狙ってみたものの、これまたビシッと決まるには至らず。

そうこうするうちに残照もほぼ消え、今回もまた夜景モードへと切り替わっていく。

離着陸を問わず、数撃って当たりを探しにいく。

停まっているものは主にアンコリの当たりを。さすがサンニッパ、軽く絞った程度で綺麗な星が出る。

降りてくるものは着地の瞬間を。他より長く点灯する 787 特有の赤い光が、タイヤスモークを闇に浮かび上がらせる。

これから旅に出るものたちは、慎重に息をひそめて右から左へ。

稜線は見えなくとも、遥か上まで積み上がった住宅街は、家々の灯が山の存在感を訴える。

ごくたまに、両翼から非常に強力な光を放つものもいた。これは機種による差異かな。

でだ。暗くなってもなお何を粘っていたかというと、答えはひとつ。5月連休に旦那さんが観測成功していた、いわゆる練炭の再履修である。そのときわたしは三脚レスで、レンズの長さも足らず、これはしかるべき装備をもって臨むべき課題だなと身にしみてわかったので、改めて狙いにきた次第。
結果を出してくれたのは、この日の離陸も最終盤にさしかかったところで登場した ANA の 777。

撮っていて思わず感嘆の声をあげてしまうほど、くっきりとした赤い炎。見事なものだった。わざわざ平日に来た甲斐があったというものだ。
そんなこんなで撤収。近隣の酒場でささやかに打ち上げとなった。石橋の店は安いなぁ。さすが阪大のお膝元だけのことはあるわ。今後も伊丹帰りには積極的に立ち寄りたいところ。

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