盛夏のよくある風景 (1) 主役がふたり

明日から連休。実家のある地方でちょっとおもしろいことがあるので、観に行ってくる。よって連休中の更新は予約分1回あるかどうかって感じになるよ。では、ここから8月第1週分をさらっと。

暑いのを承知でやってきた城南島。

遊泳禁止の浜辺に人。背後にバーベキューの人。その間でひこーきを待つ人。

そこへ、アレがやってくる。前週に広島でたっぷりお世話になった 787。

ちょっと横のものを縦に切らせていただきましたが。いい感じの入道雲を背後に従えて、降りてくる翼は相変わらず綺麗に反っている。勿論他機材でもそれなりに反りはするのだろうけど、曲線具合が圧倒的。

という最初のものは15時台だったが、営業続行している間に来るわ来るわ。

つまり、16時台到着便に多く投入されてるってことなんやろな。

あ、812A。その節はどうも。

さらに鯖。と、あっさり2時間で4機捕獲。あんまり来るので「はいはい B8 びーはち」って感覚に陥りかけるが、海外の人とか、そうじゃなくても首都圏以外の人とかからすると、激しく贅沢な話であろう。と、広島空港での衆目集めっぷりをふと思い出して、東京の有利さを改めて思う。

我々がふらりと撮影に出る場合、なにか特定の機材を狙っていることの方が少ない。それで来るもの拒まずになるのだが、そこで目をひくものが来ると得した気分を味わえる。

もくもくの雲をかすめながら、B4 がやってきた。

そう遠くない将来の退役がささやかれるようになってから、観る度にちょっとそれを意識する。撮れるうちに撮っとけ、というのはどこの写真趣味界も一緒か。

柔らかな西の空に受け止められつつ、RW22 へふわりと降りていった。