秋雨に国際色をのせて (2) 饗応の表現

今年おそらく最後であろう、さいたま実家訪問に行ってきた。甥っ子は口数がさらに増え、わんこも呼べば来る率がアップ。よそ様の成長が著しいのはどこも一緒ですかね。
さて11月の羽田、ひこーき以外のものも少々。

雨粒を払い落としつつ向かったのは、いつもの出入口ではなかった。

国際ターミナル拡張で、ちょっと北側に長くなった建物。その部分にできた通路は、レジャーとしての飛行機の一面を強調する空間も兼ねていた。

デッキに近いエリアでは、フライトシミュレーターが数台稼働。チョロ Q 並みにデフォルメされた機体も、よく観るとシミュレーターの筐体。

中には本格的な「モーション型(操作に応じて椅子が動く)」もあった。電車でもこの手のものは操作能力が追いつかないので手を出さないことにしているが、上手い人がやると面白いんやろなぁ。

シミュレーターと同じ並びの壁面には、モデルプレーンの行列。

ざっと観てみたら、実物が羽田に来ている会社とその機材、かと思ったらそうでもなかった。勿論そこで観たことあるものもいたけど。

で、全景がこのような角度から見えるようなフライトはあり得るのだろうか。

そのまま通路を進むと、がらりと景色が変わる。

突然の日本ぽいなにか。櫓かね。

さらに突然の日本橋。
どうやら、江戸全開のショッピング&グルメエリアに合わせて、ちょっと江戸空間を拡張したらこうなったらしい。日本通り越して若干違うなにかになっている気もするけど、まあいいや。外人さん大喜びじゃないすか、と思いきや、撮ってるのが自分たち含めて概ね日本人ばっかりなのもまあいいや。

実は日本橋は完全再現ではなく、アーチ半分相当しかなかったりする。が、橋の入口からじゃわからんし、そもそも木でここまで造っただけでも(少なくとも、ぱっと見はオール木製)評価されていいと思う。

と、そんな遊び心満載のターミナル。我々はいまんとこ撮りに来るばっかりだが、いつか搭乗目的で来ることもあるだろうか。

そして見下ろしたところにキャセイのカウンターを見つけ、再び香港を反芻するのであった。まぁまたそのうちね。

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