新たなる翼を求めて/A350 XWB の巻

本日はとれたてのネタ優先ということで、さっき撮ってきたエアバス A350 XWB デモフライトのあれこれをお送りいたします。といっても昨日からあっちこっちでバンバン写真出まくってるんで既に今更感もだいぶありますが、あくまでも「自分で観た記録」ってことでひとつ。

午前。格納庫前にいると聴いて、向かった先はそれなりに眺めの良い駐車場。

おーいたいた。
名称は “XWB” まで含むのが正式らしい。eXtra Wide Body。その名の通りちょっと太めに見える。
手前にはスタフラさん。エアバス同士といっても、窓枠とかの設計思想は違う。350 の方はアイマスクっぽい輪郭でちょっとかわいい。

たまに付近をエアバスの他機種が通りかかる。て、こんな時にキティさん…。B-16332(アップル)ですね。めもめも。もうちょっと単体でちゃんと撮ってあげたいところだ。

さらにライバル機種登場。787 を大量に入れている最中の ANA に対し、これから 350 を大量に入れようとしている JAL。それぞれの戦略が交錯する。

一旦ターミナルでランチをとって戻ってきたところで、出発のお時間となったようです。

タラップを離れ、じわじわとプッシュバック。おっ、頭がこっち向いたぞ。すぐそこの通路に来るかな。わくわく。…と思ったのも束の間、前進を始めた機体はくるりと 180 度 U ターン。格納庫奥の通路に向かって転がっていきましたとさ。ちゃんちゃん。でーてん組の勝利ですね。
だが、転んでもただでは起きない当家。手前通路に来るつもりで短くしていたレンズを、すぐさま重装備につけかえる。

どうですかこのいかにも羽田らしい混沌とした風景。

そして 05 から飛び立つ瞬間、針の穴を通すような難易度に無理矢理挑戦。

脚をしまい終わる頃、大きく右へと舵を切って、西へと去っていった。
ところで、置き物タイムと離陸時で随分色が違いますね。というのも、ちょうど離陸した頃から雨が降ってきまして。えー。自宅付近はともかく羽田は降らないと思ってたのにー。350 は名古屋の手前くらいまでは飛んだようだが、富士山は見えんかったかもね。

ご帰還は多分 34L だろうと判断、そのまま同じ場所で続行することに。

離陸してからちょうど1時間後。狙い通りに帰ってきた。アンコリが若干当たりやすいのは、787 と同世代だからだろうか。

側面後方の文字は左右で異なる。左が “Around the world”、右は “The Xtra that makes the difference”。

羽田らしい(真面目な意味で)構図としては、工場背景のここで粘っていたのは正解だったような気がする。

離陸時以上に大粒の雨に打たれながら、格納庫前に戻ってくるまで見届けることにした。

主翼後方からおしりにかけてのラインが、いかにもエアバスらしい滑らかな曲線美。

たくさんのバスが待ち受ける中、遊覧飛行は無事終了。と同時にこちらも一斉に撤収、そそくさと車に引き上げて機材を拭いて帰ったのであった。いやー、久々にハードな撮影環境でしたわ。付近で出撃した皆様もおつかれさまでした。

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